子供が生まれるとなると、色々と費用はかかります。病院にはお世話になりますし、子供の養育費なども必要です。それだけに費用に関する不安を抱えている方も、少なくありません。ですが出産前に会社勤めをしているならば、お金を受け取る事も可能です。そもそも子供が生まれる従業員には、産休を取得できる権利があります。産休とは出産している時の休暇であり、指定割合のお金を受け取れるようになっています。例えばパートで働いていて、毎月9万円程度は稼いでいるとします。ところが妊娠したことにより、会社を休む事になりました。その際、会社にて手続きを踏めば55000円前後は受け取れる決まりになっています。実際には55000円ちょうどにならないケースもありますが、ルール上給与の6割ぐらいは支払われますから、少なくともお金を受け取る事は可能です。ただ注意も必要で、産休は自動的に取得できる訳ではありません。ある意味有給休暇に似ています。有給を取りたいならば、お勤め先の担当者に申請をする必要があります。申請しない事には、有給は受け取れません。それと同じで、産休を取りたい時も自分から申請する事になります。出産していれば無条件に55000円を受け取れる訳ではありませんので、注意が必要です。なお産休を取得するための流れですが、まずは声かけです。出産したら、なるべく早期に担当者に声をかける必要があります。すると会社の担当者から、書類が手渡されます。指定の項目を記入して、会社に提出すれば手続きを行ってくれます。ちなみに産休の申請は、期限が決まっているケースが殆どです。仕事の納期などと同じで、指定の日までに手続きを済ませなければなりません。期日に遅れてしまうと、上述のお金が支払われるのが遅れてしまう可能性もありますので、注意が必要です。基本的には、社則を確認しておくのが無難です。予め社則に目を通しておくと、会社の手続きもスムーズになる傾向があります。